2017年10月02日

2017年9月16日 第2会「支援者のためのピアケース検討会」開催!

21462647_1063390097129583_2887539291422489103_n.jpg
21740595_1063390353796224_289223336152020075_n.jpg

好評だった前回に続き、第2回目の<支援者のためのピアケース検討会>を9/16(土)に開催しました。
ご参加くださったみなさま、開催を応援してくださったみなさまありがとうございました。

<1.やればやるほど温かい気持ちになるケース検討会 >

少しでも安心して参加していただけるように、今回は始まりにカードを使ったワークを行いました。安心を感じるイメージを持ちながらピアケース検討会がスタートすると、なんともいえない穏やかな空気で進められたように思います。実際、2ケース検討をしたのですが、とても安心して行えました。

いつも「SFRチーム」という手法を用いてケース検討会を行っているのですが、この手法はやればやるほど温かい気持ちになって、何度やっても幸せな気分になります。
「なんでだろう?」と今回やってみて改めて考えてみたところ
以下の3つの理由が思いつきました。

①怖くない
→批判されたり、できていなことを責められることがない

②参加者それぞれの素晴らしさがちょうどよい具合に引き出される
→ケース発表者だけでなく、全員で温かい思いやりのあるグループができていく

③ケースの発表者の力や強さをみんなが信じている
→解決志向の考えから作られているのでこれが基本になっている

この3つが揃っているので、本当に素敵なグループ体験になるのですよね。今回も温かい思いやりに溢れたグループになりました。

<2.初めての人とでも、別の職種や職場の人とでも良いグループができる>

SFRチームは、イギリスのHarry Norman氏とBristol Solutions Groupが作ったもので、家族療法の「リフレクティング・チーム」に、ソリューションフォーカス(解決志向)の考えを合わせて生まれたものです。あまり知られていない手法ですし、今回も、参加者の半分は初めてSFRチームを体験されるかたでしたが、まったく問題ありませんでした。

また、初めて会う人同士、また職種もそれぞれ違うのですが、それもまた面白い効果があるようです。発表されたかたが、自分の職場の状況をあまり知らなくてもこんなにも良いアイデアをもらえることに驚いていらっしゃったのが印象に残っています。

<3.参加者の声>

最後に初めて参加されたかたから嬉しい言葉をいただきましたのでご紹介いたします。
「今回学んだ自他を尊重し、肯定的に物事をとらえる方法を、実際の臨床活動に生かしたいと思います。」
「いずれ、ピア検討会のファシリテーターをやれるようになりたいと思いました。」
そんなふうに言っていただけて嬉しいです。
本当にご参加ありがとうございました。

<4.次回は11月25日(土)に開催します>

今後も隔月でSFRチームを使ったケース検討会を実施していきます。参加特典で「明日からSFRチームが使えるミニ・ガイドライン」をプレゼントさせていただきますし、始まる前に事前に手順の解説もありますので、初めてでも心配せずにご参加ください。

※1回のみの参加もOKです!
◆2017年11月25日(土)のピアケース検討会#3
⇒お申込みはこちら
◆2018年1月20日(土)のピアケース検討会#4
⇒お申込みはこちら
posted by HEART at 06:05| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

2017年7月15日 第1回「支援者のためのピアケース検討会」開催!

20245634_1032977533504173_6822095360735578112_n.jpg

7/15(土)に当センター主催の<支援者のためのピアケース検討会>の第1回目が無事開催されました。
暑い中、参加してくださったみなさまありがとうございます。

<1.支援者の3つの「少ない」が解決されるグループ>
日々、カウンセリングや相談にのっていらっしゃる支援者の方々には3つ「少ない」ことがあるのをご存知でしたか?
支援者の方々は、意外に、
①自分がよくやれていることを認めたり、
②周りからねぎらわれたり、さらに
③相談にのってもらう機会が少ないものです。

今回のケース検討会では、日頃がんばっている支援者のかたがたへのねぎらいの機会になればと思い、「ソリューション・フォーカスト・リフレクティング・チーム(SFRチーム)」という、この支援者に少ない「3つ」を満たすことができる新しいスタイルを用いました。

<2. SFRチームって?>
SFRチームは、イギリスのHarry NormanとBristol Solutions Groupが作ったもので、家族療法の「リフレクティング・チーム」に、ソリューションフォーカス(解決志向)の考えを合わせて生まれたものです。

このケース検討会は、
「ケースを一番知っているのはケース提供者だ」という視点を大事にして進めていきます。

<3.初めての方もたくさん参加してくださいました>
今回、初めてSFRチームを体験されるかたがほとんどでしたが、まったく心配ありませんでした。
今回は参加特典で「明日からSFRチームが使えるミニ・ガイドライン」がプレゼントとして配られました。また、最初に練習のデモグループをお見せして、どんなふうにやるのか理解してから実際のケース検討会が始まりました。
全部で2時間の講座でしたが、3名のかたがケースを発表することができ、それぞれ必要なものを得られたようで満足された表情になっていらしたのが印象的でした。

<4.参加者の声>
参加された方からは、
「ケースを一番知っているのはケース提供者である。」という言葉が一番残っているという言葉をいただきました。
「考えてみればあたりまえのことですが、この視点でケース提供者を尊重すれば、『つるしあげ』のような検討会にはならないと思いました。」
「職場で日常的に、ちょっとした時間があれば、使ってみたいです。」
などとも言っていただきありがたい限りです。

<5.次回は9月16日に開催します>
なかなかサポートを得にくい支援の現場で、少しでも支援者のかたも元気をもらいながらお仕事を続けていただけるように、今後も隔月でSFRチームを使ったケース検討会を実施していきます。

次回は<9月16日(土曜日)>に場所は同じく「浜松町」になります。
・このSFRチームで行うケース検討会のやり方を学びたい
・日常、職場で簡単にケース検討ができる方法を学びたい
・仲間同士で支え合う温かい会に参加したい
・一人ひとりの力を引き出すグループのやり方を知りたい
と思われたら、ぜひ一度体験しにいらしてください。
迷われているときは遠慮なくご相談ください。

・SFRチームが初めてでも
・1回だけ参加したいときでも
・対人トラウマや性暴力被害者支援に直接関わっていなくても(関心をもってくださっているだけで)
・事例を今はとくに持っていないという方でも
ご参加いただけますのでぜひ気軽にお申込みください。

お申込みは、以下のサイトで!
http://peatix.com/event/288213
posted by HEART at 08:05| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年05月19日

5月13日【〜まなぼう・つながろう 支援者の集い〜「トラウマや性的な傷つきを抱えた人の支援に役立つ『5つのステップ』」】開催!

18486340_986642094804384_4152376501987773233_n.jpg
18486067_986641514804442_2247339981099800302_n.jpg


5/13(土)、当センター主催イベント【〜まなぼう・つながろう 支援者の集い〜「トラウマや性的な傷つきを抱えた人の支援に役立つ『5つのステップ』」】が無事に終了しました!

<1.この講座が生まれたわけ>
今回の企画は、トラウマや性的な傷つきを抱えた方々に向けて大切な支援活動をしてくださっているお仲間のみなさんと、ゆるやかにつながりを持てるような、かつ、ちょっと役立つことも学びあおうという思いから誕生しました。
具体的には、
①明日から役立つ知識
②ゆるやかで温かいつながり
③ちょっとねぎらわれる時間
の三つを届けられたら、と願っていました。

<2.参加されたかたがお持ち帰りくださったもの>
参加された方々からは、
「すぐに使えそうな知識をもらえた」
「一緒にワークしてくださったかたがとても良い方でお話できてよかった」
「疲れていましたが元気がもらえました」
といった声をかけていただきました!
企画してよかった、
心を込めてみんなで準備をしてよかったなと
私達もねぎらわれる瞬間でした。

<3.今回の講座のハイライト>
1)
狭い会場で、ご不便もあったかと思いますが、少しでも五感がほっこり安心できるようにと心を砕いて「空間づくり」をしました。もちろん完ぺきにはできないのですが、少しでも居心地よく過ごしていただければと願っていました。
さらに今回は、参加されたかたがとても美味しい手作りお菓子を差し入れしてくださいました。ほんとうに五感全部がホッコリする場になりました。ありがとうございました。

2)
ヨーロッパのトラウマ療法でも活躍しているセラピーカード(OHカード)を使った<安全のワーク>を行いました。非常に豊かな絵柄のカードを使って、穏やかに安心の感覚を増やして広げていくイメージとアートのワークです。みなさんの心が緩やかに、表情が柔らかくなっていらっしゃったのが印象的でした。

3)
トラウマ支援に役立つ複数の様々なモデルを包括して、とてもわかりやすく「5つのステップ」にHEART独自にまとめたものをご説明しました。性暴力や性的な傷つきなどに欠かせないフェミニスト・カウセリングの視点、危機介入モデル、解決志向アプローチ、ストレングス・ベーストCBT、そして身体志向−神経生理学モデルなど、様々なトラウマへのアプローチがギュッとつまっているモデルです。
今回、「難解な神経生理学をこんな風に誰にでも分かりやすくしてあってとても良いですね!」「これだけで一日の講座ができるほどですね。」と言っていただき、とてもうれしく思いました。

4)
ソリューション・フォーカス・リフレクティング・チーム(SFRチーム)を用いたケース検討会を実際にやっていただきました。
ソリューション・フォーカスト(解決志向)アプローチを使った、「力がちゃんとある」と信じて行う温かいケース検討会では、4グループに分かれて、ねぎらわれながらケース発表者が応援され、自分のできていることを確認し、さらに新しいアイデアをもらえるという体験をしていただきました。
ただのケース検討だけではなく、発表している人以外も一緒に励まされ、刺激をうけ、アイデアをもらえる相乗効果があるのも特徴です。
時間がもっとあったらもっとやりたいとおっしゃっていただいて、この「安心できるケース検討会」の魅力を少しでも味わっていただけたようで嬉しかったです。

5)
素晴らしい参加者!
大雨の悪天候の中、電車の遅れにも負けずに時間がかかっても辿りついてくださって、とてもありがたかったです。
性暴力などのトラウマ支援は簡単なものではないのですが、日々そういった活動をしてくださっていて、そういったみなさんにお会い出来るのも嬉しいことでしたし、一緒に学び合ったり、少しねぎらわれたり、元気がでたりするような時間を持ちたかったので、ほんの少しでもそういうものを体験していただけたのであれば幸いです。

この講座も大変好評だったので、ぜひ機会をまた設けたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。
posted by HEART at 22:28| 日記 | 更新情報をチェックする

2016年06月11日

5月28,29日 支援者のためのセクソロジー講座(第三回・最終回)開催!

13418865_776793782455884_735766006574777304_n.jpg

第3回 「性虐待や性暴力とセックスセラピー」を開催しました。

初夏のようなまぶしい日差しの五月下旬、新宿の閑静な住宅街の会場に、
さまざまな分野で支援に携わっていらっしゃるみなさんが、お集まりくださいました。
前回に引き続き、満員御礼、感謝申し上げます。

ダリッシュ・スコブロインスキー先生の三回連続講座も、とうとう最終回を迎えました。
一回目は昨年夏「入門 臨床セクソロジーとセックスセラピー」、
二回目は今年新年「性に向かい合う心理療法 セックスセラピーの実践と介入」、
そして今回ファイナルのテーマは「性暴力、性被害とセックスセラピー」。
セクソロジーから、性暴力、性被害を捉える視点をご教授頂きました。

1日目は、性暴力は、複雑で多面的な問題であり、サバイバーの人生の多岐にわたり大きな影響を及ぼすことや、講師の臨床経験を踏まえた症状や癒しのプロセスのついて、説明がありました。

2日目は、トラウマ治療に焦点をあて、デモやエクササイズを通して具体的な方法を示していただきました。
最後には、セックスセラピーの経験知識を床に立ちチェックする恒例のエクササイズを実施しました。
参加者の位置が、全体的に分かっている方向に動いているように見受けられました。
また、三回連続の参加者には、先生より、直接修了証が授与されました。

この講座で学んだ内容や視点が、性に関する相談に直面した時、少しでも役に立ちますように、願っています。
セクソロジーに熱い思いを持ち、真摯に講座を進めてくださったダリッシュ先生、関心を寄せ参加してくださった皆様に感謝いたします。
posted by HEART at 03:39| 日記 | 更新情報をチェックする